のーと
結局、下手な文でも書かずにはいられなくて
それでしか悩めなくて
そんな自分が好きなのだ
ノートを、買って
衝動的に買ってみて
広げて、呆然と
ただ、白いページを眺める
どこにもない
書きたいこともない
けれど、筆を取りたい
あなたのことを書いてみようか
私の気持ちを眺めてみようか
明日のことなんて興味が無いから
昨日のことを綴ってみようか
何も無い私であることに
罪悪感はあれど
それでもいいかと開き直る
そんな、しょうもない私でいよう
何を書こう
君のことかな
あなたのことでもいい
私のことはさ、そんなに
ないから。
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