自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

つかの間の

音さえあれば他は何もいらないなんて嘘だよ、ばかだね


生ゴミは冷凍しておけば臭くならないって

二重に密封して凍らせちゃえばいいんだって


だから私の気持ちも目を閉じて冷やし固めるんだ

可視化なんてできないけど目を閉じたらほら

なんとなく想いの居場所がわかるでしょう


歌声ラララ、うたをうたをうたを

鼓膜から脳に流し込む

ららら、らら


君への気持ちってそんなものかな?

君への期待もそんなものかな


ちがうよ、ばかだね


またいつか会える日に向けて

これ以上腐らないようにって決めたんだ

だからほら、冷却しちゃって

今はさよなら


こんな私を君は責めるかな

意気地無しだって詰るかな


私の中は君でいっぱいだよ、これ以上ないくらいに

食べ物の入り込む余地がないくらいだよ

深呼吸も意味がないそれほどには君で溢れているよ


だからだから

あり過ぎるものはよくないでしょう?


音さえあればいいわけじゃない

けれど今はうたで君を冷やしておくんだ

また会えた時笑って迎えることができるように


だからつかの間のさよなら

さよなら、君が好きだよ

らら、ららら

きらきら光る想いは脳の中、生き続けるよう

そう、今だけ


私はそうだね

言う通り意気地無しだから

わがままに君を求めちゃうから


腐ってしまうから、今だけ

今だけね


つかの間の。