自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

はやく

焦燥が支配する

「大事な話があります」そんな風に言っておいて

既読すらつけやしない


振り回されているなあ。

こんなつもりじゃなかったのに。


初めに、あなたを踊らせるのは私だと思ってた

あなたなんかにこの私が、そんなふうに


ちょっとのことで動揺するのは

まだ足元が不安定なせいね

土台からぐちゃぐちゃで

どこにも行けない私を成形する


縛られないのが何よりの束縛だって

知っていたのに

あなたを“信じよう”そんな言葉が

ガラガラと音を立てて落ちていく


お願いはやく

安心したいがためにあなたを利用している

わかって、なお

願うのは私のこと


「愛してくれてありがとう」あなたはそんな事を言った

違うこんなの愛じゃない


失えない。

ただそれだけを、言うのさえ躊躇う


私だけを想ってただそれだけのために生きて、なんて

勘のいいあなたならわかっちゃうのかもね

これがただの自己愛だって

私の嫌らしさ、傲慢で侮辱的な期待。


本当は私があなたの手を引くんだと思っていた。

笑いながらあなたを導くのだと思っていた。


こんなんじゃ、



いつかさよならを口にするあなたを考えてしまう私は

今もずっと焦っていて

どうにか安心したくてあなたの言葉を待つの。


はやくはやく

そうやって、あなたを追い詰めるような気持ち

捨てたいのに。