自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

喚く

分かったふりをして、聞き分けの良い言葉並べて

そんなことないのに目をそらして

待つわ、なんて嘘も大概にして


待て、なんて出来ないし

するつもりもない癖に

理想の誰かを思い浮かべて悦る

それに成った気になったら

いち、に、さんで飛び降り準備オッケー真下にあなた


くらくらする

ふわふわして

じくじくある

ぐるぐる廻る


巡って巡って落とし穴

追いかけちゃう私は能無し


寂しさに絆されて優しさ地獄に堕ちてくわ

少しのことで傾いて見えなくなるあなた

「そんなところにはなにもなかったよ?」


過去も未来も一緒くたに棄ててしまって

廃棄処分、どこに届け出したら良いカナ

愛も夢もどっかで燃やそ

恋も嘘、現実も戸惑いそんな味のない色


ゆっくりゆっくり沈んだら

次は海、漂って探す何かを

「なんだったかな?」忘れちゃって


待て、なんて数秒単位で難しい

此処はドロドロの沼みたい

踏み出してハマる墜ちる口に鼻になだれ込む灰色の煙


「五月蝿い言葉は閉じてしまおうね」

「喚く穴は塞いでしまおうね」


段々手も足も身動きとれなくなっちゃって

首には真綿、真下にあなた


“苦しい辛い寂しい不安でぐちゃぐちゃだこの重さをどうかあなたの頭上に落としてしまえたなら巻き添えきっとやっとひとつに”


くらくらする

暗い暗い

ふわふわして

不安不安で

じくじくある

ぐるぐる廻る

そんな夜は続き


優しさ尽くしいい子な私、そんなもの

愛の足しにもなりゃしない

嘘に酔い、隠した心音


届かないのならせめてあなたに落とす

いち、に、さんで飛び降り準備オッケー真下にあなた

身動きの取れない私、喰い尽くして


さあ。