自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

めつれつ

一日目は寂しくて

二日目は疑心暗鬼

三日目やっぱり不安になって

四日目どこかで諦め始める


悟られちゃいけないから

じっと息を殺す

もはや、無意味かもしれないけれど


五日目どこか怒りがわいて

六日目はお願いと、縋る気持ち


望むことは大体望むうちには叶えられない

だからこれはあと数日は続くのだろう


問題なのは私は今、あなたしか見たくないということで

これが変われば日々はもう少し加速して

加速して、加速して

音の渦に飲み込まれるように

光の洪水に遊ばれるみたいに

あっという間に、あなたとの結末が決まって

ラストシーズンなのか、次のステージが現れるのか

そこまでひとっ飛びに


目を閉じ含む体温の低さに、仕方がないよねと笑う


もがき疲れたら最悪だって思える未来でも

後悔しながらもあなたを手放せるのだろうか


夢見がち、あなたの出る朝は

半分のところで瞼が開いてやめてと口にする

あなたが誰かの手をとって遠ざかる

私を見ない、振り向かない、声をかけても

軽蔑するような言葉だけ残し消えていく


私を忘れちゃって

私がいなくなって

あなたが正直者で誠実なら

私はそれを信じて、待てばきっと

数ヶ月でも忘れたって私をいつか思い出してくれるならなんて、殊勝なことは思わないし思い込めない。今がいいの、というのは我が儘で、ならばあなたを忘れる他ないのも理解している


私は好きであなたを好きでいて

私の意思なの


あなたが笑っているなら

それだけでいいのにね


まだ愛には遠い

欲が勝り、それは歪で

悟られたらそこでおしまい


だからおしまい?


七日目は、そうね

あなたを探し、迷子になるわ。