ねむみめ
「あなたは私がいなくても
私がいなくなったとしても
でも、それでもうまくやれるんでしょう?」
そう言ってあなたは前を向いた
私を置き去りに前を向く
見慣れた高速道路も
あなたの後ろ姿も、まるで現実感がない
そんなことはないよと叫びたい
けれどあなたの本音でもあるような気がして
私は口を閉じる
「これから先
私と進むか、停滞するか
別の道を歩むか、選んで」
私の答えは伝えているはずのあなたは
またそんなことを言って
ねえ、私は
そんなにいい女でもないからね
あなたはほかの人と幸せになるほうがいいのかな、なんて
そう思うの
けどね
手放したくないのは私?あなた?
どこにも行かないでって泣いてみても意味がない
けれど嫌なの
あなたの後ろ姿
現実感ないのは
私がここにいないせい?それとも
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