まちぼうけ
きっと、待たないでねって思っている君を
きっと、お願いねって待つ私は馬鹿なんだろう
いい加減、性格も少しわかってきて
こんな日は連絡なんてないって、わかるのに
気まぐれで想い、私を求めてくれるって
そんなことはないという裏付けを私は持っているのに
待っても意味はないよ
隣で眠る君を暗い中、目が慣れた私は眺める
そんな日々を願う
わかるでしょ?って君は考えるのだと思う
わかってるけど、って私は口ごもるの
待ってしまうじゃない
「連絡するね」なんて嘘つき
荒れた部屋、電気消して
目を閉じる、音をぎゅって抱きしめて
仕方ないね、って終わる
今日も終わる
理由がわかる分、理解を示して
お疲れ様ですと、ただそれだけ言うの
わかってる、わかってるけど
待ってしまうの、ごめんなさい。
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