自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

ねえ

あなたの疲れた寝顔を眺めながら

それでもその無防備さ、今は私だけのものよね

そんな優越感


髪を梳かす、額に張り付いた一本一本の束を

指ですくっては落とす


こめかみにキスを

まぶたに愛撫を


あなたが喜ぶならなんでもいいわ

って、触れられる理由をくれるあなたに

偽善的な笑みつくりましょう


このずるさで

手放せないこと、いつか知って欲しい

あなたを求めるかあまり繰り返す罪が

また今日も熱く熱く


私ね、なんでもいいのよ

あなたならなんでもいいの


口喧嘩になってしまってもね

あなたが、自分自身を深く広く視野のある男だって自負して

私を浅い女だとわらっても

どうだっていいのよ、そんなこと


わたしが何度も聞くのはあなたの真の言葉を聞きたいからで

その言葉だってあたりのついたものであっても


それも含めて。


あまり理解できないあなたでもいいのよ。

私のことがわからなくてもいいの。


ただ愛していることだけは

いつか、いつか知って欲しいの


罪のある私だけれど

いつだって、あなたのこと

私以外にこんなに考えてるわけがないって

思うのよ。