自己陶酔

病んだり、怒ったり
疲れたり、愛しかったりした時に適当に書いていきます。

早く寝なきゃ

幸福食べてぼくは死ぬ

生きるとは死ぬことなんだねって5冊に1冊は嘯くよ

何にも慣れない君が愛しいよは嘘


心の臓が囁くのさ

「熱さを夢を悲しみを脳で感じる程で良いこんなにも苦しさが気持ちイイのは何故」

痛みよ爪の痕残すはただ自分自身だと嗤う


君の感情が欲しいのさ

その感覚を理解させてくれ

嘲笑うことでいい、微笑みを魅せて


純には程遠く思えたとしても之も列記とした真ではあるの

屈折だって角度を変えてみたら真っ直ぐに見えるなら

ぼくのこの思い込んだだけの人生だって美しくも見えるのでしょう


畳んだ洋服を蹴る裏返して散らかるそんなこの部屋で

ぼくは幸福を食べながら死ぬんだ

独りよがりでもいいだってそれが生きることなら


損なこと言わないで

「汗ばむ背に劣情とは繰り返すその行為は確認作業にも似ているね手を取り合って眠るそんな夢はおしまいにしてまた明日がくる目を閉じるんだ」


さあ笑って。

ぼくはあなたが好きなんだ、叶えられなくとも。

明日ぼくが幸福に溺れても

ぼくを知らないあなたには、関係ないね。

ちくたく、さようなら

わかるかな 混ざり合う悦

耳の奥木霊する音とぼくの喜

取り留めのない話をしよう、ねえ

脳の中 ああ白く


微かに聞こえる声も全て愛しいんだって今は


心の中こじ開け

さあ向かおうぼくたちの終焉へ

手を取り合って笑い合う陽が透けた白いドレープ

いつかひとつになるぼくらの詩


ぼくの妄想だって

そんなことはどうだっていいと、裸足で駆けた森

美しい緑


コントラストの映えるいつまでもたどり着けない迷路にて

「さあ、行こう」


聴こえるかなぼくの声

きこえた君の声

終わりへ向かう芯の音


ちくたく、ちくたく


あの白い場所へ行こう

きっとそこがぼくらの目指していた場所だから

ウソになる

全て嘘にするのは

自分自身の望んだ形で

ホントウであったとしても

次がなければただのウソ

飼い殺された夢に笑う

明日なんてずっと、先も来なければいい

実現される嘘を願う

そんな私には月に行くことさえままならず

いつしか見なくなる空


気のせいだよと目の前の人が言う

首を振り目をそらす

本音なんてものはいつもどこかに置いてきて

その場所さえ忘れてしまう


赤い爪と煌びやかな日の入り

裸でかけた芝生

花の咲く瞬きに

落ちた雫の色は何

暗がり輝く闇は、手を招くよ


立ち止まり指伸ばした過去

大切だったホントウがウソになる現在

きっかけさえなければ良かっただけなのに

そんな無茶な願望、欠片になっても胸に残る


いつか消えるというのも幻想で

ウソになってもなお残り続ける

それはホントウになり得るのだろうか

それだけ、今は想う。